実⾏委員長からのご挨拶

実⾏委員長からのご挨拶

本プロジェクトは、若者たちが海外体験を通じて、世界や地域の課題にどのように向き合い、どのように貢献しているかを発表する場です。異文化交流や環境問題、貧困、経済格差など、現代社会の重要なテーマに対して、自らの気づきや行動を表現することが求められます。参加者には、自分自身の体験を通して社会への意識を深め、積極的に問題解決に取り組む力を養ってほしいと願っています。

16歳のNZホームステイ時

私自身、高校1年生の夏に経験した短期留学が、自分の人生を大きく方向づけるきっかけとなりました。たった4週間のホームステイでしたが、それまでの価値観や世界観を根本から覆し、視野を大きく広げてくれた貴重な体験でした。その後、大学・大学院時代には、長期休暇のたびにバックパッカーとして世界中を旅し、ヒッチハイクや野宿をしながら、民家をノックして「今晩泊めてください」とお願いしつつ、五大陸・30か国以上を巡ってきました。

その旅の中で目の当たりにしたのは、差別や偏見、教育格差、貧困、内戦といったさまざまな社会問題でした。そうした現実に直面する中で、「教育とは何か?」「学校とはどうあるべきか?」と自問するようになり、「人と社会をつなぐ」「人と世界をつなぐ」ことを目指して、大学院留学を終えた25歳のときに起業し、現在に至っています。

ベトナムにて、教育問題についてテレビ討論

 

これまで私は四半世紀にわたり国際教育に関わる中で、異なる文化や価値観に触れることが、いかに人を成長させるかを強く実感してきました。今回のプロジェクトを通じて、皆さん一人ひとりが新たな一歩を踏み出し、自らの未来を創造する力を育んでいただければと思います。

 

参加者一人ひとりが自身の体験を発信し、共感の輪を広げていくことで、このプロジェクトが社会にとって大きな意味を持つと確信しています。皆さまの積極的なご参加を、心よりお待ちしております。

 

@aj.international.academy